<エ駄死>
今回の記事では自分が今までにプレイしたノベルゲーの紹介&評価を書いていきます。
みんな作ってて楽しそうだから僕も作りました(小学生の日記)
A以上の評価のみに感想を付けて、それ以下のものには一言ずつコメントという形で。新参ライトユーザーなのでお手柔らかに^ ^;
更新予定あり。
※同ランク内では基本的に上に位置する作品の方が高評価。18歳未満の方は閲覧注意してください。あくまで個人の趣向による感想と評価です。
【目次】
A+ 最高評価
オーガストの紛うことなき名作ファンタジー。上層、下層、そして牢獄。3層に隔たれた天空都市が舞台の独特な世界観、重いシナリオ、あらゆる不条理に抗う登場人物たち。それを引き立てる音楽や背景。どこをとっても質の高い素晴らしい作品。賛否あるラストシーンも終盤の主人公の行いも、全部ひっくるめて本当に大好きです。ヒロインはそれぞれ全員に魅力があり1人に絞れない。(強いて選ぶならティアか聖女かリシアか)
好きなキャラ:カイム・アストレア
伏線回収と舞台設定が秀逸なSF作品。ループものの中でも「ここまで描き切るか」と唸らされた。難解でシリアスなテーマと、下ネタのギャップが奇跡的なバランスで成り立っており、中だるみすることなく楽しめた。頭使う作品なので、プレイする際は一気に終わらせることをおすすめします。
好きなキャラ:アペイリア 桐島三羽 東ましろ
単体感想記事
A 傑作
あまり知名度は高くないが個人的にトップレベルで好きな異能もの。W主人公を軸に2つのルートから物語が進む珍しい構成。先が気になってつい、もう少しだけ…と読み進めたくなるストーリーが魅力。キャラもテキストも癖が強いが、自分は好き。
ノリが厨二すぎるためそれを踏まえたうえで楽しめるか、で好き嫌いが別れそう。異能ものや、主人公が魅力的なゲームが好きな方にはおすすめです。
好きなキャラ:センリ ノア ルゥ
冬から春に至るまでの物語。初見時、2ndOPが流れる直前のところで鳥肌止まらなかった。前情報なしでやってほしい作品のひとつ。BGMの質も高く、切ないものからかっこいいものまで。(「Ghost Parade」が特にお気に入り)キャラゲーとシナリオゲーのガチ両刀なので初心者や万人に勧められるのも良き。*1 ランと希が好きでした。ラン√ないのマジでどうにかしてくれ。
好きなキャラ:ラン 東雲希
女装×服飾の少々特殊なジャンルの作品。読んでいて面白い、飽きないテキストが魅力。個別ルートによって差はあることだけが唯一の欠点。つり乙はキャラへの感情移入が非常にしやすく、ダイレクトに私たちの心を揺さぶってくる。女装ものといってもライトな方だと思うので初めての人でも大丈夫、服飾知識ゼロでも問題なし。
好きなキャラ:桜小路ルナ 大蔵りそな
つり乙の正当続編。前作では攻略不可だったりそなにフォーカスを当てた作品。若干のご都合主義は否めないが、前作で残った謎も回収してくれたので高評価。パリの明るい雰囲気の裏に潜む影のように、意外と陰湿な場面もある。そういった困難を乗り越える王道の作品が好きな方には特に刺さるかも。キャラの差で個人的には前作よりもこちらが好き。FDなので今回は載せませんが、『乙女理論とその後の周辺』もプレイ済です。そちらはB評価。
好きなキャラ:大蔵りそな メリル・リンチ
後述する『サクラノ詩』の続編。前作よりもテキストが読みやすく感じたこと。全ての章が読んでいて退屈しなかったこと。そして、分かりやすく熱い展開のラッシュがまーじで面白すぎて、この評価。特に主人公の直哉と圭の掘り下げが描かれるIV章が、「これだよ!これが見たかった!」ってな感じで大好きです。『サクラノ詩』が独特すぎる文章ゆえなにかと積まれがちですが、面白いと感じる要素が少しでもあったならば、ぜひ刻までプレイしてほしいです。
好きなキャラ:夏目圭 寧 氷川ルリヲ
「それは地球で最後の恋物語──」
↑この時点でもう強い。キャッチコピー通り、滅びゆく世界で描かれるボーイ・ミーツ・ガール作品。背景が美麗で世界観も素敵。
地球滅亡というのはあくまで背景設定に過ぎず、主人公と、人類を救った張本人であるシオンの関係だけにスポットを当てたのは英断だと思う。ある程度ノベルゲーに精通している人であれば、結末は簡単に予測できてしまうが、それでもこの作品には情緒をぶち抜かれた。発売が古めかつ、知名度が余り高くないためやっている方を中々見ないが個人的に激推ししたい作品です。何よりロープラだから安い!OPムービーだけでも良いので見てほしい。
好きなキャラ:シオン
きゃべつそふとが誇る大正ロマンスミステリー!冬茜トム氏お得意のスーパー伏線シナリオは圧巻。正直、序盤〜個別までは退屈といわれても仕方ないが、メリッサ√から加速度的に面白くなっていく。ちょっとでもネタばらししようものなら終盤のカタルシスが半減しそう(意外とネタバレ知ってても楽しめそうだが)なので、語るに語れないのが残念。シナリオが売りといっても、考察させるのがメインではないので初心者にも勧められるのがGood!マイナスポイントを挙げるなら、敵役にあたるキャラの動機がイマイチ分からないところ。BGMは数こそ少ないものの、『掴み取る未来』、『Scarlet Frontline』、『Sacralet』など良曲揃い。まさしく“令和の”名作です。
好きなキャラ:所長 メリッサ 水神蓮 アララギ
まず、主人公含めキャラが良い意味で狂っている。(それにも過去の出来事が関係しているのだが)果実は共通のかけ合いが面白い。加えて1話完結のようなショートストーリーがいくつも連なった構成が読んでいて飽きない。√によっては個別がめちゃくちゃ暗くなる。けど、幸とかマキナの√は泣きそうになったし、天音の√は色々とヤバすぎて感情が揺さぶられた。迷宮では過去編で主人公にスポットがあてられており、どうしてこんな尖った人間になったのか深く掘り下げられたため納得できてよい。楽園の評価があまり高くないようだけど、個人的には好きな終わり方だった。戦闘系からゆったりとしたもの、感動的なものまでBGMもハイクオリティ。
好きなキャラ:風見雄二 入巣蒔菜 小嶺幸
2012年9月29日、世界が終わる。そして、その日は偶然にも親友の亡くなった日であり、その妹の誕生日であった……。
終末世界が舞台の感動できるゲームと聞いてプレイ。想像以上にシナリオが練られており、伏線も多く散りばめられているため後半から凄く読み応えがあった。そして、このゲームの真骨頂は終盤の“あるシーン”であり、その瞬間のためだけにプレイする価値があると言っても過言ではないと思う。正直そのシーンがなければ良作止まりなのだが、そこの一瞬の最大火力で全てぶっ飛ばした。今より少しだけ誕生日が好きになれる、そんな作品です。
好きなキャラ:夏越ミカ
単体感想記事
江戸時代風の世界を舞台に、町奉行となった主人公が次々起こる事件解決に挑む推理ゲー。この作品の大きな特徴に、推理・調査パートが挙げられ、ゲーム性のあるノベルゲーとなっている。要はエロゲ版逆裁、ダンロン。
事件を追うごとに大きな謎の真相へと近付くつくりが秀逸で、テンポも良いため辞め時がなかなか見つからなかった。推理ものとしても面白い。
本編クリア後にヒロイン個別√が解放される構成になっているのだが、とあるキャラの隠し√がガチで辛すぎて普通に泣いた。
好きなキャラ:河合小梅
B+
Keyのロープラ作品。機械群に支配された荒廃世界で描かれるリアリスト主人公×純粋AI少女の旅の物語。作風が自分の好みに刺さりすぎた。メインキャラ2人のやりとりがかわいい。王道すぎる終末セカイものなのに、いやだからこそなのか、最後のシーンでめちゃ泣いてしまった。
好きなキャラ:ジュード・グレイ フィリア
アニメ化も決まった全年齢ロープラの名作。とりあえずアトリがかわいい。中盤のあるシーンで自分の脳が破壊されて3日寝込んだ。王道ながら短くまとまっている綺麗な物語。アトリが好きになれれば絶対ハズれることはないと思います。アニメ良い出来になるといいな。
好きなキャラ:アトリ
p.s:赤尾ひかるさんご結婚おめでとうございます。
今のところ学園ものでいちばん好きなキャラゲー。ユースティアの後続作ということもあり、ガチのシナリオを求めている人には物足りないかもしれないが、外れのないヒロイン、かけあいの良さ等は健在。演出がコミカル風に凝っているため見ていて飽きない。1年後輩組がすき。
好きなキャラ:鈴木佳奈 御園千莉
初めて読んだ3rdEye作品。厨二異能バトルもの。戦闘描写○話の展開○ 終盤のキャラのよく分からない行動だけもったいなかった。それを含めても良作。
ある程度この手のゲームに通じていれば誰もが知っているであろう名作。これは正直江戸ゲというより一冊の長編小説読んでる気分だった。文学や芸術の素養があればより楽しめるだろうが、なくても熱血美術ものとして雰囲気で読めるかなー。冗長すぎるテキストから、世間の評価ほど万人受けはしない印象。相当人を選ぶ作品だと思う。
現在プレイ済のものの中で最も発売が古い作品。多くの伏線が巡らされたシナリオ、ワクワクするような頭脳戦が売り。悪役が魅力的でかっこいい。ラストシーンと『Close Your Eyes』で泣いちゃった。冬にプレイ推奨です。
B 良作
- 学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-
梱枝りこ氏のキャラデザに惹かれてスタート。正直あまり期待していなかったのだけど、キャラは皆かわいいし、コメディチックなストーリーが予想以上に面白かった。後半は無理にシリアスせずに、前半のギャグ系を貫いてほしかったかも。学園もの、キャラゲーが好きな方はぜひ。
好きなキャラ:黛比奈夕
学王に続いて、同じく角砂糖作品。世界で唯一魔法を使える主人公が、魔法学校に転校し……。といったありがち学園ファンタジー。選択肢代わりのクロノカードが大きな特徴。True√の良い意味でキャラゲーらしからぬ展開と伏線回収がすごい。ヒロインみんないい子で好き。この辺りのりこ絵がいちばんかわいいとは言われてる。
好きなキャラ:葉山秋音
18禁版スタァ○イト。一風変わった演劇もの。中盤のとある公演のシーンが最高に面白く、キャラの背景と役がリンクし、魅力を引き出しているのがすばら。良い意味でも悪い意味でもサブキャラが良すぎてメインよりも目立っている印象。非攻略対象の倉科双葉は理想のサブヒロイン。魅力的なサブなのに攻略できない方が良いと思えたキャラははじめて。
好きなキャラ:倉科双葉
音楽&雰囲気全振りの冬ゲー。共通までは話の広げ方、世界観の魅せ方が上手く、引き込まれたが、それ以降の中弛みが惜しい。OP ED曲ともにハズレがないのはガチですごい。
好きなキャラ:蛍りんね
ガチマイナー作品。一癖も二癖もある異質なループもの。ループ能力を駆使して好き放題暴れる2章が1番面白かった。
夢の中で「これは夢だ。」と認識していること(明晰夢)を舞台に紡がれるお話。もしも夢の中で故人に出会えることができたら?この設定がとても良い。FDと併せて綺麗に完結するので2本続けて遊ぶのがおすすめ。OPの『幻想楼閣』が最強。*2
好きなキャラ:平坂景子
- 彼女は友達ですか?恋人ですか?それともトメフレですか?
良い意味でのバカゲー。前半のコメディパートはふつうに面白かった。後半のハーレム展開はちょい微妙。登場キャラの胸がデカすぎるだろ。
C+
雰囲気と世界観が最強の真紅ゲー。共通√の祟りのところとか要所要所面白い場面はあるものの、日常パートが退屈でした。万人受けに見えて意外と人を選ぶ、振れ幅が大きい作品かも。
好きなキャラ:二階堂真紅
「悪」がテーマの哲学的江戸ゲ。ループだったり、思想だったり内容が難しすぎた。これはガッツリ人を選ぶタイプだが、好きな人は超好きになると思う。OP曲の歌詞がかっこいい。FDのアルカディアでやってたダンロンみたいな論破バトルは面白そうだと思った(小学生)
好きなキャラ:シャールカ・グロスマノヴァ*3 時守希
前述のソサジョとイデアが面白かったのでプレイしたがこちらはあまり。バトルものにおいて、主人公はある程度の強さがほしいと感じた。上2作と同じく戦闘BGMの完成度は一級品でサントラ欲しいレベル。
好きなキャラ:向ヶ丘夏奈
C 普通
金髪ギャル×黒髪ヲタクちゃんの百合ゲー。特筆して悪い点はないのだけど、強いていえば話がとにかく平坦。キャラがそこまで好きになれなかったのも痛いか。
自分が初めてCS版でプレイした美少女ゲー。可もなく不可もなくのキャラゲー特化。OP曲が良き。ヒカリとののかが好き。
好きなキャラ:琴吹ヒカリ 花咲ののか
D どちらかといえば微妙
ノリとテキストが自分の肌には合わなかった。ヒロインのキャラデザと声優とOP楽曲はとても好き。一般の評価自体は悪くないので、キャラゲーや甘い恋愛系が好きな人には刺さるのかな?
終わり
オススメの江戸ゲ募集中です。←これよく書いてるけどオススメされたことが1度としてない。
この評価で上の方に来てるやつから自分がハマりそうな作品があればぜひ教えてください。
最終更新日 2023/12/12
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@FluctiStone