GODモーニング!Coralと申します。
S16にて最終54位を獲得した構築を紹介します。
はじめに、ラティガエンドヒドを謳いながらもレート2000↑の対戦ではパオカミカイリューの対面選出が圧倒的に多かったことを断っておきます。
<目次>
使用構築
レンタルコード 24F2X7
パオのみGTS産です、ぜひ使ってみてください!
構築経緯
①-構築の始点
ポケモン竜王戦を見て、たなけーさんのにあこがれたので、その3枚を基本選出に。
②-行動保証持ち対面選出の採用
上記3枚の選出を行うことが難しい際に繰り出す対面選出が欲しかったため、襷++の行動保証持ち3枚を裏選出として採用。ブーストカミは使い慣れたHB電磁波挑発、カイリューは個人的に1番強いと思っている竜舞スケショアンコ。襷枠はパオと水ラオスの2択だが、今回は剣舞により崩しの役割を持つことができるを採用。構築が完成。
今シーズンはなにがあってもラティガエンドヒドの並びを変えないつもりだったので、構築の練度を上げることに尽力した。
コンセプト
・サイクル選出と対面選出を両立できる構築で対応範囲を広げる
・ラティガエンドヒドの並びによる強烈な崩しの選出誘導で、こちらの対面選出を通す
・崩しの手段を複数取り入れ、一撃必殺を使わない
個体紹介
パオジアン
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:155-189(252+)-101(4)-x-85-187(252)
技:つららおとし / せいなるつるぎ / つるぎのまい / ふいうち
調整意図
A-ガチ特化
対面選出を行う際の先発対面駒。サイコファングのない襷パオは水ラオスに弱いが、ラティドヒドの並びに初手ラオスは投げにくいため、選出を噛み合わせる。仮に投げられても襷の可能性は薄く、スカーフとんぼが多く選出されるはずなので、こちらに引き先がいない際はつららを押す(そもそもそのような展開は殆どなかった)
襷の霊テラス剣舞は考慮されにくく、ランドブリジュラスのような並びに対し剣舞→つらら聖剣で崩せる点が非常に強い。ドヒドガエンが初手のランドを誘うので、対ランド絡みの勝率は高かった。
ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
持ち物:ブーストエナジー
テラス:でんき
実数値:157(212)-x-117(252+)-156(4)-156(4)-160(36)
技:ムーンフォース / たたりめ / でんじは / ちょうはつ
調整意図
S-HBカミミラー意識
対面スタンにおける中継ぎとして優秀なブーストのカミを今回も採用。今期はHDのランドが多く選出率は高くなかったが、妖ゴーストの通りが良い構築に選出し、挑発電磁波から裏のカイリューやラティに繋ぐ役割を担ってもらった。ムンフォと電磁波は構築の数少ない上振れ要素。
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:いかさまダイス
テラス:はがね
実数値:167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)
技:スケイルショット / じしん / アンコール / りゅうのまい
調整意図
A-ガチ特化
後発展開カイリューのうち最も強いと感じた竜舞スケショアンコを採用。カイリューが覚えてはいけない技を2つも搭載して弱いわけがない。死に出しからガチグマやランドの地面わざをアンコ→竜舞の起点にしたり、S上昇からのアンコがラティをはじめとする相手の積みを咎める崩しになったりと非常に優秀だった。じしんは、構築上被選出率の高い毒テラスガチグマやサーフに強く出ることができ、相性がよかった。
特性:ふゆう
性格:おくびょう
持ち物:おんみつマント
テラス:はがね
実数値:187(252)-x-134(188)-131(4)-151(4)-151(60+)
技:アシストパワー / はどうだん / じこさいせい / めいそう
調整意図
HB-できるだけ高く
S-最速ブリジュラス抜き
サイクルブレイカーであるガチグマを受け切ることができる貴重なサイクル駒。投げる際はガエンドヒドとセットでサイクル選出することが多いが、ディンラッシャやキョジ入り、トリルガチグマ、ママンサイクルなどには、パオカミカイリューとともに直線的な選出の崩しとして組み込むこともあった。
隠密マントはムンフォのCダウン、怯み、サイコノイズの回復封じ、追加効果による状態異常等を防ぐことができ、被弾回数の多いラティにとって活きる場面が多かった。必要不可欠レベルで相性の良いアイテム。
テラスは主にラティに切り、タイプはガチグマカイリュー意識の鋼で確定。
積み合いや天然持ちに勝てるようアシパを採用したが、サイクル下で瞬間的に負荷をかけられるミストボールが欲しい場面もあり一長一短。PPに余裕があるので個人的にはアシパが好み。サイコショックも面白いと思う。
特性:いかく
性格:わんぱく
持ち物:フィラのみ
テラス:フェアリー
実数値:200(236)-136(4)-143(156+)-x-116(44)-89(68)
技:はたきおとす / おにび / フレアドライブ / すてゼリフ
調整意図
H-4n
HB-11n
S-ガチグマ意識
竜王戦にてたなけーさんが使用していた調整
サーフやパオを受ける有限サイクル駒。パオを安定して受けられると見せかけて、受け出すと零度や聖剣にやられてしまうので、被弾回数を減らすために先発から投げることが多かった。
素早さをここまで振ることで、ガチグマやアシレの上からセリフを押すことができる。
混乱実は威嚇との相性もよく、発動機会が多かったのでオボンよりも場持ちがよい。 テラスは重すぎる悪ラオスを意識し妖とした。
ラティガエン選出をするとTODを見据えた展開になりやすいため、有限であるこのポケモンの体力管理は非常に重要になる。とてもムズカシイネ。
特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
持ち物:メンタルハーブ
テラス:フェアリー
実数値:157(252)-74-205(116+)-x-180(140)-55
技:どくどく / どくびし / くろいきり / じこさいせい
調整意図
HB-特化カイリューの+1テラス神速が6.3%の乱数二発
HD-C180カミの+1シャドボが6.3%の乱数二発
うわっきーさんの調整
現在の環境において最も攻めの補完に長けたカミと水ラオス両方に有利をとれる唯一の受けポケモン。どくどくと菱を撒いてから、ラティガエンとクルクルして負荷を与えながら逃げ切る。初手に合わされやすいポケモンなので、ドヒドから入ることはあまりしなかった。
また、この構築におけるドヒドの本質は選出誘導であり、水ラオスの抑制と崩し駒の誘発に一役買ってくれたと思う。
環境に多いブリランドに弱いので、最終盤の選出率は低い。というか自分がドヒドを信用し切れなかった。
☆構築のポイント☆
・ラティガエンドヒドの並びにより、水ラオスの選出を抑えて初手のパオを通しやすい
・崩しの手段が複数あることで、一撃必殺に頼ることなく様々なサイクルを崩すことが可能(パオの剣舞、カイリューの竜舞アンコ、カミの電磁波挑発、ラティの瞑想アシパ)
選出
vsブリジュラス、ディンルーのいない対面スタン
(先発はラティかガエン)
vsブリ入りスタン
vsママングライ
@1
vsディンラッシャなど
vs受けル
@2
軸はラティガエンドヒドのはずだったが、順位が上がる毎に上位でサイクルをまわせる気がしなくなっていった。もはやパオカミカイリューが表選出。
重いポケモン
チオンジェン
重いというよりは、急に増え始めた(?)チオンに対応できる選出とプレイングを思いつかなかった。
結果
TN 超越の物語 最高最終2131 54位
☆スペサン☆
・通話してくれたかげみや軍団の化け物たち、メレブさん
・竜王戦で熱い戦いを見せてくださったたなけーさん
勝手ながらこの場を借りて感謝いたします。
あとがたり
今月はそこまでやる気がなく、楽しむ目的で最終日は1000位ちょうどから1ロムで始めました。レート2000まで上げるうちにガエンドヒドを選出誘導に用いて、パオ投げまくれば勝てるのでは?と気づいてからは環境にうまいこと噛み合って自分でも驚いています。目標である2桁から潜ることもできて満足。
また、先月に零度と電磁波を連打していたこともあり、今期はそれら全てを受け入れて穏やかにプレイすることができたのはよかったです。
ようやく80位台コレクターを脱出したので、次は2桁前半を目標にやっていこうと思います。
なにかありましたら@FluctiStoneまで
☆おまけ☆
TN由来:ノベルゲーム『Dies irae』の主人公、藤井蓮の流出詠唱から
新世界へ 語れ超越の物語
Res novae――Also sprach Zarathustra
マリィ√の蓮マリvsラインハルト熱すぎた
時よ止まれ 君は誰よりも美しいから←愛
キャラはルサルカがすきです。