<これは大人のカードを拾った不動遊星>
ブルアカのストーリーはとてもコミカルでテンポが良く、時には感動を誘う質の高いものだが、1つ困る点があった。
先生のイメージが読み手に委ねられること。
ブルアカの主人公(以下先生)は一般的なアニメやノベルゲーと違い、立ち絵もなければイメージ、容姿、なんなら性別すら定められていない。
まず自分自身を先生に当てはめる。これは無理だった。自分と主人公との間でギャップが生じるため。なので私はノベルゲー等を読み進める際も自分自身をその主人公に投影することができない。あくまでその物語の主人公は主人公であって私ではないとしているから。(端的にいえば傍観者のような視点で話を読んでいる。)
次に、男性先生概念。これもあんまりイメージできなかった。というのも、多くのキャラから慕われる人間像が湧かなかった。エロゲではよくあることなのになにいってんだって話だが。エロゲと異なり、このゲームはきっかけなく最初から好感度MAXのキャラも多い。先生がなぜ好かれるのか分からないという印象を抱くことが多少なりともあった。
そして女性先生概念。最近まではこのイメージでストーリーを読んでいた。何故なら、キヴォトスにおいては男子生徒が観測できず、それならば世界観に合っているのは女性先生だと思ったから。先生という立場にあり、生徒たちよりも人生経験のある同性ならば、多くのキャラから慕われるのも腑に落ちた。あと、日常系の百合とまでは満たない萌えキャラ同士のやりとり(この場合は主人公とキャラだが)が好きってのもある。だから女性先生概念の二次創作増えて♡
それでも、キャラのリアクションなどから、同性と見るには些か不自然な場面がいくつか存在した。具体的にはカルバノグの兎編でのドラム缶風呂のシーンとか。
良い感じの先生像が浮かばない。
ある日いつものようにニコニコで、私ともあっち向いてホイをやるべきmadを漁っていると1本の動画を見つけた。
答えはこれだった。
(ここでClear Mindが流れる)
クールだが、中身はだれよりも熱い情熱を宿している男、不動遊星。
仲間を信じ、自分の力を信じ、どんな時も決して諦めない彼のような人間ならば、多くの生徒から好意を向けられるのも納得できた。
遊星が作中でチーム5D’sのメンバーはじめ、多くの人たちから愛されているように。
この動画投稿者が大真面目に先生=不動遊星と考えてupしたわけではないだろうし、だれもそんなこと思わないだろうが、私の中ではこの概念がかなりフィットした。
しかし、キヴォトスに不動遊星が存在するわけない(急に冷静)し、口調や行動も当然異なるので、あくまで本人ではなく遊星のような人間として先生をイメージしている。
みなさんはどんな先生像でストーリーを読んでいますか??
おまけ
先生=不動遊星説信奉者だからイベントのカードめくりする度に
「俺の、、、ターン!!」って叫んでる。
多分これが1番効率いいです。