勝ったらPS、負けたら運

永遠あるよ(笑)

2022年に遊んだノベルゲーまとめ

俺はサイゼリヤの絵画とサクラノ詩から芸術を学んだけどお前は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アローラ!!!

 

Coralです。

2022年内に出そうと思ってたら、もう終わっちゃった……。タイトル通りまとめます。日記的な役割が強いですが、もし気になった作品があればぜひ調べてみてください。プレイ済作品であれば、共感して頂けたりすると嬉しいです(╹◡╹)ライトユーザーなのでお手柔らかに。

※18歳未満の方は閲覧注意。直接的なネタバレは避けますが話の内容には触れていきます。2022年に発売されたゲームではなく、私が個人的に遊んだもののまとめです(なんなら新作1つもない……)f:id:AIBO-rsn:20230107045224j:image

 

【目次】

 

評価について

評価はA+が最高評価。A傑作 B秀作 C良作 D普通 E駄作 Gゴミ。+評価は同じランク内のものと比べて少し抜けてるものに付いてます。あんまり深く考えてないです。よほどのことがない限りD以下にはなりません。ちなむと今のところA+評価は『穢翼のユースティア』のみ。

 

閉じたセカイのトリコロニー

評価 B すこキャラ コロネ ニア

今年読んだ中でいちばんのマイナー江戸ゲだと思う。ありがちなループものと見せかけて内容は想像の斜め上。ループ能力を手に入れた主人公が好き勝手暴れるチャプター2がクソおもろい。1ヶ月のループ期間を活かし、宝くじを当てたり、武道を極めて最強の男を目指したり、裏の世界に足を踏み入れたり……。

f:id:AIBO-rsn:20221216015426j:imagef:id:AIBO-rsn:20221216015429j:imageこんな感じのゲームです。妹のコロネとループの元凶ニアが好き。(夜神月、あなたがキラです。とかは言わない)

 

G線上の魔王f:id:AIBO-rsn:20230107041155j:image

評価 B+ すこキャラ 浅井京介 魔王

魔王とそれを追う勇者(探偵)の頭脳戦を描いた作品、簡単に言えば18禁版デス○ート(2回連続2つ目) 物語の終盤の畳み掛けが強く、ストーリーだけならAレベル。不快なキャラがいるわけではないが、ヒロインがあまり好きになれなかった。BGMが全てクラシックのアレンジという珍しいつくりとなっている。心理戦、頭脳戦が好きな人は楽しめると思う。

 

アストラエアの白き永遠f:id:AIBO-rsn:20230107041724j:image

評価 B すこキャラ 蛍りんね 橘葉月 今崎ひなた

この作品の1番の魅力は音楽。その出来の良さは正直、シナリオやキャラよりも目立つ。一応異能ものではあるが、戦闘よりもハートフルストーリー的要素が強い。共通の椎菜救出までは「いけるやん!」ってな感じだったが、個別はまずまず。いろセカもそうだけど、共通√中の「この作品はこういう世界観なんだぞ!」って魅せ方が上手いと思う。舞い散る雪とその世界を彩る音楽が強い雰囲気特化ゲー。あとロリ。

 

アストラエアの白き永遠 Finale -白き星の夢-f:id:AIBO-rsn:20230107041554j:image

評価 C すこキャラ 白羽幸 橘葉月

2022年最後に遊んだ江戸ゲであり、アス永遠のFD(続編?)ファンディスクらしく、本編ヒロインの個別はアフターストーリー要素が強い。グランドストーリーに位置する白羽幸√は本編で語られなかった彼女の掘り下げと、攻略をさせてくれたのは評価できる。が、個人的にFAVORITE作品のテキストが合わないのもあって退屈な場面もしばしば。*1

OPのユーフォリアムは数ある江戸ゲ楽曲の中でも5本指に入るくらい好きです。地味に葉月サイドストーリーの魔法少女ムーンリーフが面白い。

 

乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-f:id:AIBO-rsn:20230107042409j:image

評価 A すこキャラ 大蔵りそな メリル・リンチ

つり乙の続編。前作で攻略できなかった妹キャラのりそなをメインに添えた女装系作品。こちらもつり乙本編で謎が残った大蔵家関連(主に衣遠)の話を明らかにしてくれたのが良かった。桜屋敷で希望の一端に触れた主人公の朝日が、今度は引きこもり妹のりそなに夢を与え、支えるのがいいんですわ。成長していく2人の様子にこちらも元気を貰える作品です。

※余談

自分は美少女争奪戦*2という大会に、このりそなのレビューで参加しました。キャラの魅力もそちらで語っているので良ければどうぞ。

 

乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-

f:id:AIBO-rsn:20230107042818j:image

評価 B すこキャラ 大蔵りそな

乙りろの続編、正しくは続編の続編。所謂FDに当たるもの。前作で雑すぎたエッテ√のやり直しがメインではあるが、りそなAfterが締めくくりとして完璧で満足。りそなの当初の目標であった“ルナ様と対等の場に立つ”というところを実際に見せてくれて本当によかった。このFDによって乙女理論は完結するといっても差し支えないと思ってます。

 

さくらの雲*スカアレットの恋f:id:AIBO-rsn:20230107041745j:image

評価 A すこキャラ 所長 メリッサ 水神蓮 アララギ

大正時代が舞台のミステリー系。きゃべつお得意の伏線回収シナリオとキャラ萌えのレベルが高い。メリッサ√から面白さがどんどん加速していき、ラストシーンとED演出で全てを破壊する。多分、細かいところを気にしたら粗がある(例を出すなら敵キャラの掘り下げが薄いなど)のだろうけど終わり良ければ全て良しの人間にこれ以上の作品はない。絶対前情報なしでやるべき。自分はCS版を買いましたが、追加シナリオが存在するので江戸シーンなくてもいいという方はそちらをお勧めします。

ちなみにこれはある筋からのガチリーク情報なんですけど、

ラスタル(宝石要素) 学園もの→ジュエハ
スカーレット→スカアレットの恋
ミライドン、コライドン→タイムリープ、タイムトリップ要素

で、ポケモンSVの正体はきゃべつそふとらしいです!!!【意外な共通点】【ゲーフリの正体きゃべつで確定】

 

彼女は友達ですか?恋人ですか?それともトメフレですか?f:id:AIBO-rsn:20230107044226j:image

評価 B すこキャラ 愛美

セールで安くなっていたため購入。プレイするか迷いツイートをした所、声優さんとブランド公式アカウントから、アーマーガアが放つプレッシャーのようないいねが飛んできたためプレイ。前半は良質なバカゲー。某宗教ネタのギャグで腹が捩れた。後半の展開と江戸シーンが残念ながら合わず。こいついっつも500円になってるのでコスパは最強レベルです。

 

サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-f:id:AIBO-rsn:20230107042001j:image

評価 B+ すこキャラ 夏目圭 草薙直哉 氷川ルリヲ

江戸ゲーマーなら絶対に1度はやらなければならないとされている『サクラノ詩』。芸術と幸福、この2つに重きを置いた作品。内容がとても難しく、雰囲気で読み進めていた部分もある。美術、哲学の教養があればより楽しめるのだと思う。1番好きな章はV章。ネタバレになるから語りたくても語れないのだけど、絵画発表・授賞式のあのシーン🦋‪🌻が本当に本当に大好きで何度か読み直した。キャラは主人公の草薙直哉と親友ポジの夏目圭が好きです。2人の関係大好き侍なので、その掘り下げが見られそうなサクラノ刻も絶対やります。(発売いつ?)

 

幻創のイデア f:id:AIBO-rsn:20230107041758j:image

評価 B+ すこキャラ 赫 九條美月 剣咲ノエル

W主人公をベースに2つの視点からお話が進む3rdEyeの異能バトル作品。テンポがとてもよく、続きが気になってどんどん読み進めたくなる。厨二バトルが売りなだけあって戦闘シーンも読んでいて楽しい。物語中盤〜後半の盛り上がりが半端なく面白かったのだが、ラストの展開とキャラの行動意図がよく分からなくてもったいなく感じてしまった。そんな雑な場面もあったが、マイナス点よりも評価できるポイントの方が大きく上回るので自分は好き。アレンジが多いのは気になるが戦闘BGMがくっそかっこいい。主人公に魅力があるゲームが好きな人や、厨二テキストがいける人には非常にお勧め。

 

夜巡る、ボクらの迷子教室f:id:AIBO-rsn:20230107041804j:image

評価 B すこキャラ 小清水はやて

美少女争奪戦のレビューをきっかけに始めた本作。この手のゲームにおいて、ヒロインと結ばれるまでの過程で“困難を乗り越える”という要素はほぼ必ず存在する。が、この迷子教室はその“困難”の部分が濃厚すぎる。主人公含め全ての登場人物が、1度「逃げ」を経験しており、その後、物語の舞台である夜間学校でリスタートを切るお話。自分にもそういった「逃げ」の経験が腐るほどあるので、SP(刺さりポイント)は高い。共通の天体観測までの流れがだいすき。虫はトラウマ。キャラははやてが好き。ツンの度合いが多めだけど、話が進むにつれ友達や主人公に対して情が厚くなるギャップいいんですよ。楽曲は某BUMPだし、主人公の名字が藤原なのは狙ってるだろ(笑)

 

ソーサリージョーカーズf:id:AIBO-rsn:20230107041812j:image

評価 A すこキャラ センリ ノア ルゥ 

幻創のイデアがバカ面白かったので続いて3rdEye作品で最も評価の高いソサジョをプレイ。主人公2人体制や、秀逸な戦闘描写、シナリオ、魅力的なキャラは前作と変わらず高水準。特にセンリサイドで描かれる頭脳戦は序盤の野良魔法使い戦から終盤まで素晴らしい出来。主人公のもう片方がウザいとよく言われているが、自分はそこまで気にならなかった。*3

前作で雑と感じた終盤の展開も、こちらでは辻褄が合っていて、綺麗な幕引きになっている。惜しいのはラスボス2人との決着のつけかたが他の戦闘より肩透かし感あること。センリサイドのボス戦はこれまで通りの駆け引きバトルしてほしかった……。

イデアに引き続きBGMはまもも氏が担当しているのだが、スタイリッシュな仕上がりで異能力のある世界観というものを上手いこと雰囲気作っており音楽面も一級品。A+に限りなく近いA評価。あ、CV桐谷華の狂人キャラがいます(超重要情報)

 

ATRI -My Dear Moments-f:id:AIBO-rsn:20230107041822j:image

評価 B+ すこキャラ アトリ 野島竜司

元々気になっていた作品だったがやる機会がなく、アニメ化決定を機に購入。

アトリの声優の赤尾さんの演技*4が好きで、まあこの娘も多分好きになるだろうなって序盤から思ってまして。案の定アトリの沼にハマっていった。

ところが、起承転結の転の重要な場面で脳が破壊(NTR的な意味ではない)されガチ凹みし、そこから最後までは駆け抜けるように読み進め感情ぐっちゃぐちゃに。ちなみに読み終えたのがポケモンSVの発売当日の夜であり、DL勢がパルデアへ出発する中、自分はひとりATRIで涙目になっていた。

音楽は『サクラノ詩』と同じ方が担当しており、OPの『光放て!』と『櫻ノ詩』のサビへの入りが似ていて、「あ〜確かに。」となった。

話の内容全く書けてないのでまとめると、ヒロインのアトリが愛おしくなる、若干セカイ系要素あり王道のボーイミーツガールものです。短めで読みやすく、“綺麗”という言葉に尽きる作品でした。

どうでもいい余談*5 

 

 

2022江戸ゲこれすき発表会

2022江戸ゲこれすき発表会って??

2022年に遊んだ全13作品より、総合(シナリオ)部門、キャラクター部門、主人公部門、OP部門、ED部門、BGM部門の6つに分け筆者の独断と偏見でtop3を発表していくだけのこれすき発表会です。

 

 

 

総合部門(シナリオ重視)

3位 さくらの雲*スカアレットの恋

 

2位 乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-

 

1位 ソーサリージョーカーズ

 

総合評価ではソサジョがトップ。万人受けする作品ではないが、続きがつい気になる話作りをはじめ、キャラ、音楽等の出来も含めての1位。誰にでも勧められるという点ではさくレットが強い。

 

キャラクター部門(ヒロイン)

3位 ノア(ソサジョより)f:id:AIBO-rsn:20230108051441j:image

 

1位(同率)大蔵りそな(乙りろより)f:id:AIBO-rsn:20230108051719j:image

 

1位(同率)アトリ(ATRIより)f:id:AIBO-rsn:20230108051942j:image

 

ノアは純新無垢という言葉が似合う銀髪ロリ。げにかわいい。りそなは別記事で書いたので割愛。同率1位のアトリはこれまた銀髪×ツーサイドアップとかいう自分に刺さりすぎたヒロイン。普段は少し生意気で小悪魔的要素もあるが、偶に見せるお姉ちゃんモードとのギャップが本当に良い。恋人もお金もなにもいらないから夜に沿い寝してくれるアトリをください。

 

 

主人公部門

3位 赫(イデアより)f:id:AIBO-rsn:20230108050733j:image

 

2位 草薙直哉(サクラノより)f:id:AIBO-rsn:20230108050553j:image

 

1位 センリ(ソサジョより)f:id:AIBO-rsn:20230108050330j:image

 

サクラノ詩』をプレイした人は口を揃えて主人公がカッコイイと評価していて、そりゃ確かにな〜と。例えるなら禁書の上条さんに近いお人好し系?1位のセンリは冷静で合理主義タイプ。ユースティアのカイムさんが近いか。コイツは序盤からずっとブレなくて目的のためには真っ直ぐなのが良い。能力が高いだけじゃなく、戦闘スタイルもかっこいいのがずるい。

 

OP楽曲部門

3位 Unreal Color /中恵光城(ソサジョより)

 

2位 櫻ノ詩 /はな(サクラノより)

 

1位 ユーフォリアム /鈴湯(アス永遠Finaleより)

 

櫻ノ詩はゲーソンランキングなどでも最上位常連の楽曲だが、作品をプレイすることで歌詞を理解できるため、より評価が高くなった。1位のユーフォリアムはラスサビにタイトルを持ってくるセンスが素晴らしく、アス永遠の文字通り“Finale”に相応しい。ぜひ1度聴いてみてください。

 

ED楽曲部門

3位 在りし日のために /monet(サクラノより)

 

2位 比翼のさくら /逢瀬アキラ(さくレットより)

 

1位 After snow -白き永遠- /Ceui(アス永遠より)

 

『比翼のさくら』は歌詞がストーリーとリンクしており、曲調は明るくもどこか切ない良曲。更にはED演出も相まって破壊力抜群。1位の『After snow -白き永遠-』は楽曲単体で見ても強く、こちらは逆に切なくもどこか希望を感じるED曲。ラストのアストラエアの輪唱大好き(音楽方面には疎く、適当解説になってごめんなさい。)

 

BGM総合部門

3位 G線上の魔王

 

2位 ソーサリージョーカーズf:id:AIBO-rsn:20230108052222j:image

 

1位 アストラエアの白き永遠f:id:AIBO-rsn:20230108152901j:image

 

音楽面ではアストラエアが3冠達成。特に印象的なBGMは『白きセカイの因果律』、その他にも戦闘曲やノスタルジック系音楽も質が非常に高い。G線のクラシックアレンジは、魔王対ハルでよく流れる『雌雄』をはじめ、作中の頭脳戦の演出を盛り上げる熱い仕上がりとなっている。1位のアストラエアと2位のソサジョはサントラ買っちゃうくらいすき。

 

 

終わり

2023年も良きノベルゲーと出会えることを楽しみにしています。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

P.S.

今後やりたい作品

 

景の海のアペイリア

magical charming!

恋愛ロワイアル

BALDR HEART

ジュエリー・ハーツ・アカデミア  etc.

この中で特におすすめのものや、それ以外でも面白い作品がありましたらぜひ教えてください〜。それでは。

 

@FluctiStone ←Twitter

*1:じゃあなんでやったの?って言われるとFAVORITE作品の世界観と音楽がだいすきだからなんです…。なにか、言葉に表しにくい、ついやりたくなる魅力があるというか。。

*2:ポケモン美少女ゲームの大会。ポケモン対戦とヒロインレビュー部門がありました。

*3:√によって面白さに差があるのは確かだが。

*4:リディー&スールのアトリエのスーちゃんやアサリリの梨璃とかがほんとすき

*5:知り合いの先輩に「今後楽しみなアニメある?」と、聞かれたので『ATRI』と答えておきました。アニメ化楽しみですね。夏生の声はだれが担当するのでしょうか。